ダイソンの空気清浄機、スタイリッシュで性能も抜群ですよね。部屋にあるだけで「生活の質」が上がった気がするものです。
本体のディスプレイやアプリに表示される「フィルター交換」は突然やってきます。
「まあ、消耗品だし3,000円くらいかな?」と思って公式サイトを見て愕然とした経験、ありませんか?
純正フィルター、税込8,800円。
「高っ!」と思わず声が出たはずです。私も出ました。
そこでAmazonなどで検索すると、半額以下の「互換品」が出てきます。でも、心のどこかで「これ、本当に大丈夫なの?」と思いますよね。
この記事では、ダイソン歴が長く、数々の互換品を試してきた私が、純正品と互換品(代用品)の真実を包み隠さずお話しします。どちらを買うべきか、あなたの迷いを断ち切りましょう。
8,800円の価値はある?純正フィルターの実力
まずは、なぜ純正品があんなに強気な価格設定なのか、その理由を整理しておきましょう。単なる「ブランド料」だけではない、エンジニアの執念がそこにはあります。
1. 圧倒的な密閉性と捕集能力
純正フィルターの最大の売りは、「PM 0.1レベルの微細な粒子を99.95%除去する」という驚異的な性能です。
HEPAマイクログラスファイバーを200回以上プリーツ状に折った高密度フィルターは、ただゴミを吸うだけではありません。重要なのは「密閉性」。捕らえた汚染物質を絶対に外に逃さない構造になっています。
【筆者の本音】
正直、花粉症や喘息持ちの方にとっては、この「密閉性」こそが命綱です。安いフィルターを使って隙間から汚染物質が漏れ出ていたら、ダイソンを回している意味がありませんからね。8,800円は「健康への保険料」と考えれば、決して高くはない……かもしれません(痛いけど)。
2. メンテナンスフリーの楽ちん設計
純正フィルターは、面倒な洗浄や掃除が一切不要です。交換時期が来たら、古いものを捨てて新しいものをカチッとはめるだけ。
「洗って再利用」なんてケチなことは考えさせない、潔い仕様です。
魅力はやっぱり価格!互換品(代用品)の世界
一方で、互換品の魅力はなんといってもその価格です。
純正品の半額、ものによっては3分の1以下で購入できるものもあります。
1. 驚異のコストパフォーマンス
今回比較対象とする互換品は、およそ2,500円〜4,500円程度。
純正品を1個買うお金で、互換品なら2個買ってお釣りがくる計算です。年に一回の交換だとしても、数年単位で見れば数万円の差になります。これはデカイ。
2. 「普通に使える」という現実
実際にAmazonなどのレビューを見ると、以下のような声が多く見られます。
- 「問題なく使えており、正常に作動している」
- 「取り付けも簡単でサイズもぴったり」
- 「純正品の半額以下でこれなら十分」
そう、多くのユーザーにとって、互換品は「これで十分じゃん」という結論に至っているのです。
【筆者の本音】
ぶっちゃけた話、センサーが「純正品じゃない!」と警告を出して動かなくなる……なんてことは今のところほぼありません。見た目もそっくり。言われなければ気づかないレベルの製品も増えています。しかも空気清浄機の中なので見えません。「ダイソンのロゴが入っている箱」に4,000円余分に払いたくない人は、心が揺らぎますよね。
【徹底比較】純正 vs 互換品 スペック・価格表
ここで、両者の違いを冷静に見比べるための比較表を作成しました。
| 項目 | 純正品 (Dyson) | 互換品 (代用品) |
| 参考価格 | ¥8,800 | ¥2,499 〜 ¥4,499 |
| フィルター構造 | 高密度HEPA (プリーツ200回以上) | HEPA互換 (詳細は製品による) |
| 捕集性能 | PM0.1を99.95%除去 (保証あり) | 数値上のスペックは同等を謳うものが多い |
| 密閉性 | 完全密閉 (エンジニア開発) | 個体差あり (隙間ができる可能性もゼロではない) |
| 安心感 | ◎ (公式サポート対象) | ◯ |
| コスパ | △ | ◎ (2個セットで¥7,199等の選択肢も) |
【超重要】買う前に絶対確認!「品番の罠」に気をつけろ
ダイソンの空気清浄機フィルター選びで最も失敗しやすいのが、「型番がややこしすぎる問題」です。
見た目は似ていても、数ミリサイズが違うだけで装着できません。以下の3つのグループを必ず確認し、自分の持っている機種と照らし合わせてください。
グループ1:最新・大型モデル用 (¥4,499前後)
一番新しく、背が高いタイプや加湿機能付きのタイプがここに含まれます。
- 対象機種: HP04, HP07, TP04, TP07, PH01, PH03, PH04, DP04, TP10, HP10
- 特徴: 一体型グラスHEPA・活性炭フィルターであることが多いです。
グループ2:定番・中型モデル用 (¥2,499前後)
少し前のモデルで、現在も多くの家庭で現役のタイプです。
- 対象機種: HP03, HP02, HP01, HP00, DP03, DP01
- 特徴: 「Pure Hot + Cool」などの名称で普及しています。
グループ3:パーソナル・タワー型用 (¥2,498前後)
パーソナルファンや、初期のタワーファンがこちら。
- 対象機種: BP01, TP03, TP02, TP00, AM11
- 特徴: 縦に長い筒状のフィルターです。
結論:あなたはどっちを買うべき?
ここまで読んでもまだ迷っているあなたへ。ズバリ、私が背中を押します。
次の人は、高くても「純正品」を買うべき
- 重度の花粉症やアレルギー体質の方: 0.05%の漏れも許したくないなら、純正一択です。
- 本体の保証期間内の方: 万が一、互換品が原因で故障した場合、保証が受けられないリスクがあります。
次の人は、賢く「互換品」でOK
- とにかくコストを抑えたい方: 8,800円は高すぎる、半額なら交換頻度を上げてもいいと考える方。
- 「とりあえずホコリが取れればいい」方: そこまで厳密な清浄能力を求めておらず、日常的な空気循環として使っている方。
- 古い機種を使っている方: もう保証も切れているし、本体を買い替えるまでの繋ぎとして使いたい方。
まとめ
ダイソンのフィルター交換は、維持費との戦いです。
純正品の「完璧な性能」を取るか、互換品の「圧倒的な安さ」を取るか。これはあなたのライフスタイルと、空気清浄機に何を求めるか次第です。
個人的には、「互換品をこまめに交換して、常に新しい状態を保つ」というのも、ひとつの賢い運用方法だと感じています。フィルターが詰まったままの高級機より、新品フィルターの汎用機の方が空気は通りますからね。
さあ、あなたのダイソンを復活させる準備はできましたか?
まずは自分の機種の型番チェックから始めてみてください!

