「ロボット掃除機が欲しいけれど、ルンバはやっぱり高い」
「Amazonで見かける格安メーカーのやつ、スペック良さそうだけど安物買いの銭失いにならない?」
わかります、その気持ち。掃除機に4万円出すのは勇気がいりますが、かといって1万円台のものを買ってゴミになったら目も当てられませんよね。
今回は、ロボット掃除機の王道「ルンバ (Roomba) 105 Combo」と、高コスパで人気を博す「ILIFE (アイライフ) V3x」を徹底比較します。
価格差は約2倍。スペック表の数字だけでは見えてこない「使い勝手のリアル」と、実際に使っているユーザーの本音を交えて解説していきます。
スペック比較:王道 vs コスパ機
まずは基本スペックを比較表で整理します。Amazonの商品ページを睨めっこしても分かりにくい部分をスッキリさせました。
| 項目 | ルンバ 105 Combo (正規品) | ILIFE V3x (代用品) |
| 参考価格 | ¥39,300 | ¥17,980 |
| ナビゲーション | ClearView LiDAR (超優秀) | ジャイロ/センサー制御 (一般的) |
| 吸引力 | 非公開 (600系より70倍) | 最大3000Pa |
| 水拭き | 対応 (水量調整可) | 対応 (2in1タンク) |
| タンク容量 | – | ゴミ300ml / 水250ml |
| カーペット検知 | あり (水拭き回避機能あり) | あり (吸引力ブースト) |
| アプリ機能 | 進入禁止エリア設定など高度 | 基本操作・予約 |
| サイズ | – | 高さ約8cm前後 (推測) |
【筆者の本音】
ルンバの「吸引力非公開」はいつものことですが、「600シリーズの70倍」というのは相当なパワーです。一方、ILIFEの「3000Pa」も数値としては立派です。
徹底比較:価格差「2万円」の正体はここだ!
さて、ここからが本題です。なぜルンバは高いのか、ILIFEはどうして安いのか。そして「安くても本当に使えるのか?」という疑問に答えます。
1. 「目」の良さが段違い(ナビゲーション能力)
これが最大の差です。ここだけで2万円の価値が変わると言っても過言ではありません。
ルンバ 105 Comboは「ClearView LiDAR」を搭載しています。これはレーザーで部屋の形状を正確に測るシステムです。部屋が真っ暗でも、家具の配置が複雑でも、正確なマップを作り、無駄なく動きます。「進入禁止エリア」の設定もアプリから指一本で可能です。
一方のILIFE V3xは、従来のセンサー式。壁や家具に当たって方向転換したり、規則的な動きで塗りつぶしたりします。悪くはないですが、ルンバに比べると「あ、そこ掃除し忘れてるよ」という取りこぼしや、「椅子の脚の間で迷子」になる確率は高くなります。
2. 実際のところ、安い方でも十分説?
ここで、実際にILIFEを購入して使っている方からよく聞くリアルな声を紹介しましょう。
「実際に使ってみたけど、全然十分。ゴミもちゃんと吸ってるし水拭きもできる。強いて言うなら音がうるさいぐらいかな……でもそれってルンバも同じでしょ?」
これ、まさにその通りなんです。
正直に言います。部屋が極端に複雑でなければ、ILIFEでも床はキレイになります。「ルンバじゃないとゴミが吸えない」なんてことはありません。この価格差なら、多少の不器用さは許せるレベルです。
3. 気になる「音」の問題
先ほどの口コミにもあった「音」について。
ILIFE V3xの吸引力は最大3000Pa。これを実現するためには、それなりにモーターを回す必要があります。ハッキリ言ってうるさいです。テレビの音は聞こえにくくなります。
では、高いルンバなら静かなのか?
残念ながら、ルンバも「掃除機」です。特に今回の105 Comboのような吸引力重視のモデルは、普通にうるさいです。
ただ、違いはあります。
安価なモデルは甲高い「キーン」というモーター音が響きやすいのに対し、ルンバのような上位機は「ゴーッ」という排気音に近い低音が響く傾向があります。どちらにせよ、寝ている赤ちゃんの横で動かせる代物ではありません。「どうせうるさいなら安い方でいい」という割り切りは、非常に賢い判断基準です。
結局、あなたはどっちを買うべき?
それぞれの機種が「刺さる」ユーザー像を整理しました。
▼ ルンバ 105 Combo を買うべき人
- 「掃除のために床を片付けるのが面倒」な人障害物回避能力とマッピングが高いので、多少散らかっていてもなんとかなります。
- ペットや子供がいる家庭進入禁止エリアをアプリでサッと設定できるのは神機能です。「ここにあるブロック崩さないで!」に対応できます。
- 「安物を買って後悔したくない」人LiDAR搭載のルンバが3万円台後半というのは、正直かなり戦略的な価格設定です。機能対価格のバランスは最強クラスです。
▼ ILIFE V3x を買うべき人
- 「実際に使えればブランドにはこだわらない」人先ほどのお声のように、基本機能は十分備わっています。
- 一人暮らし・ワンルーム・家具が少ない人障害物が少なければ、ILIFEでも十分綺麗になります。複雑なマッピング機能は不要です。
- 予算2万円以下の絶対防衛ラインがある人この価格帯で「吸引+水拭き」「強力吸引」がついているのは驚異的です。コスパお化けであることは間違いありません。
まとめ:賢さは「時間」を買うこと
最後に、少しだけ厳しいことを言わせてください。
ロボット掃除機を買う最大の目的は「あなたの時間を生み出すこと」はずです。
もし、安いロボット掃除機を買って、「挟まって止まったロボットを助ける手間」や「掃除できていない場所をやり直す手間」が発生するなら、それは本末転倒です。
ですが、部屋がシンプルで「とりあえず床のホコリがなくなればOK」という割り切りができるなら、ILIFE V3xは最高の節約パートナーになります。「音はルンバもどうせうるさい」と割り切れるあなたなら、きっと満足できるはずです。
あなたの部屋とライフスタイルに合わせて、後悔のない選択をしてくださいね!

